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構造安全性を確保し、その上での豊かなデザインを心がけている建築設計事務所です。

Kenichi Kurihara architect office

和歌山の家HOUSE AT WAKAYAMA

  ■敷地は和歌山県の地方の住宅街で、用途地域や防火地域の制限はありません。
 建蔽率は70%、容積率は400%に指定されています。
 余裕のある敷地での専用住宅で、
 居室構成は建て主の要望を満足させつつ、変化のある空間構成を提案しました。
 
設計時期:2003年
敷地概要:和歌山県郊外 用途地域、防火地域指定なし、容積率400% 建蔽率70%
建物用途:専用住宅
構造:特殊鉄骨造
敷地面積: 217u(65.6坪)
建築面積: 89.4u(27.0坪)
延べ面積:220.2u(66.5坪)

依頼主の要望は家族がゆとりをもって暮らせるホームエレベータを備えた住居です。
部屋の様式や数は建て主の要望にそって計画しました。
内部空間構成をさらに説明するために、建物を上空から見たアングルで1階から順番に上の階の内部を説明します。 
 
1階には比較的標準的なレイアウトで、浴室、洗面、WC、台所の水回りを配置しました。
玄関ホールの上部は吹抜けになっています。また、玄関ホールのわきには建て主の希望により、茶室として使用できる3畳の和室を設けてあります。
台所はセミオープン形状の対面式です。

2階には建て主の要望で、書院を備えた10畳の和室と、8畳の和室を配置してあります。
2階にもトイレと洗面を設けています。
3階は、主寝室と個室の洋間を設けてあり、収納は十分な広さを確保しています。また、書斎も設けています。
エレベータホール、書斎、クロゼットの上部の天井は高く取り、屋根の脇の南北の大きな窓により十分な採光を確保しています。
屋根は、曲面の金属屋根で外観に変化を与えています。
  西方向からの俯瞰です。
東方向からの俯瞰です。
道路側正面から見た外観です。 
内部の一部をパースでお見せします。 
これは1階玄関ホールの吹抜けを見上げた図です。
2階の窓から十分な採光が確保できます。
2階の会暗室から玄関ホールかを見下ろした図です。

  1階の食堂から見た居間です。
1階の居間から、食堂と台所を見ています。
以上、十分な広さのある専用住宅の「和歌山の家」を紹介させていただきました。
残念ながら建て主の意向により、工事に至らず実在はしませんでした。
事務所としての設計力をご理解いただければ幸いです。

バナースペース





栗原健一建築事務所

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