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構造安全性を確保し、その上での豊かなデザインを心がけている建築設計事務所です。

Kenichi Kurihara architect office

プリデザイン住宅 PRE DESIGN HOUSE


   

■プリデザイン住宅とは、いわば、設計事務所が介在するイージーオ−ダータイプ住宅です。

■通常、建築主の方の依頼を受けてから設計事務所が設計を開始するという従来の方法ではなく、設定条件に応じ、あらかじめ基本設計・構造計画まで済ませてその条件での建築をお考えの方々に提案し、ご採用いただくという、今までにない家づくりの手法です。

■敷地や法規制に合致すれば、少ない期間で設計や確認申請手続きを済ませられます。内外装・設備は自由に選択できますが、標準仕様に準じたものであればローコストです。

■また、このプリデザイン住宅は、構造体に高耐震性、高耐久性のJFEフレームキットを採用しているのも大きな特徴で、この特性を最大限に生かしたオリジナルプランを工務店・建て主の皆様にご用意しました。




プリデザイン住宅−1 PRE DESIGN HOUSE MODEL/ URBAN SLIM-301A

 

こだわりのポイント
■耐震性重視の「TRUE DESIGN」
■徹底した空間利用効率の追及
■ゆとりを演出する"あそび”の空間
 3F
 2F
 1F
用途
構造
    
階数
仕上

専用住宅
鉄骨造
 (準耐火構造)
3階建て
屋根/ALC版の上金属板葺
外壁/防火サイディング貼り
開口部/アルミサッシ
敷地面積

建築面積

延べ面積
63.825 u
19.3 坪
45.546 u
13.8 坪
136.638 u
41.3 坪
■上記モデルは敷地が準防火地域内にあることを想定した仕様です。
防火地域内の場合は、耐火構造の必要があります。(フレームキットは耐火被覆レスの耐火構造仕様もあります)
■指定建蔽率が60%の地域の場合は敷地は約76u(23坪)必要です。
■この仕様以外でも法規制に抵触しない限り依頼主の指定が可能です。
■間口は最低5.5m、全面道路幅は6.0m必要ですが、敷地形状や道路幅が条件外でも対応できる場合もありますので、ご相談下さい。
 
▲昼間の1階アプローチ部は開放的に-
▲夜間は門扉とシャッターでセキュリティ重視に-
▲狭小敷地でも浴室から坪庭を眺めて入浴を-
当モデルの設計主旨

都市の狭小敷地に建築する場合も、ローコストで耐震性に優れているJFEフレームキットの特徴が多いに活かせます。
狭い敷地であっても都市居住だからこそ車庫がほしいもの。
今回のモデルは、このフレームキットのルールを熟知した当社が独自のアイデアで車両の出入に必要な有効幅を確保しつつ耐力壁をその左右に配置し、バランスの取れた「頑丈さ」重視の安定性あるデザインを創出しました。
最高高さが10mを超えると各種の法的な制限も加わります。
そこで、1階に車庫や浴室・洗面等を配置しこの部分の階高を押さえることで、2,3階に配置した居間・食堂や個室等の居室空間は充分な天井高(2.4〜2.5m)を確保することができます。

平面図 
 当事務所の住宅設計コンセプトは"TRUE DESIGN"と徹底した空間利用効率の追及です。
"TRUE DESIGN"とは、目に見える部分だけではない、構造・設備の計画を含めた広い意味のデザインです。
目を引くような、いわゆる”デザイン”は施しません。
それよりも極力無駄のない構成でかつ耐震性充分な構造計画による安全性の確保が重要と考えます。
全体に素材や色彩はシンプルにまとめています。
プランニングでは動線計画を重視し、通路部分の距離を押えて居室面積を確保しています。
しかし、屋根に設けた小さなトップライトからの光が、3階のホールや2階の台所まで届くようなしかけで"あそび"の部分も設けています。同様の"あそび”は、1階浴室の窓先に設けた坪庭にもあります。狭い敷地であっても工夫次第でゆとりを感じさせる空間構成が可能です。

本サイトに掲載の設計作品、プランニング、デザイン、図版は栗原健一が著作権を有しています。
  

作品

栗原健一建築事務所

〒140-0004 

東京都品川区南品川4-5-4 

パレスガル122号